屋 久 杉 世界自然遺産に日本で始めて登録された(1993年12月)屋久島の原生杉で樹齢数千年のものも現存する世界的な長命巨木です。 普通の杉の5〜6倍の樹脂を含み、特有の香りがあり、天然の美しい水に恵まれて悠久の時を刻んだ証でもあります。 屋久島は、海抜ゼロメートルから九州最高峰の宮之浦岳(1936m)がそびえ、「月に三十五日、雨が降る」といわれる東シナ海の洋上アルプスです。 人も寄せ付けない神秘的な大原生林に幾重にも年輪を刻み、力強く生きてきた屋久杉は、壮大な生命のロマンを秘め、原始の荘厳さそのものです。 現在は、林野庁計画に従い、制限区域外の過去に伐採され、残った根株部分か風倒木に限り、集材されています。 この人類の宝である貴重な屋久杉を伝統的産業用資材として有効活用を図ることを当組合の目的としています。 |
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